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熊野寮の日々

熊野寮は400人以上の学生が住む生活空間です。その日々をご紹介します。

熊野寮は学生が寮の運営を行う学生自治寮です。400人以上の寮生が議論を重ね、自分たちの寮のことを決めてきました。その一例が「入寮資格の拡大」です。設立当初は「日本人男子学部生」のみが熊野寮に入寮することができましたが、議論を重ね「京大の学籍を有するもの」であれば性別・国籍・その他いかなる属性にも関わらず入寮できるように入寮資格を拡大しました。

熊野寮にはシャワー室や共同炊事場など生活のインフラはもちろん、談話室やグラウンド、音楽室など生活を豊かにする場所もあります。暇な時にはグラウンドで友達とバスケをしたり、談話室でゲームをしたり、音楽室で楽器を弾いたり、飽きることのない日々を過ごせます。

また、熊野寮には食堂および寮食があります。栄養士さんが考え、厨房員さんが作ってくれた野菜たっぷりの寮食は朝昼晩の3食を食べても820円です。

熊野寮とガサ

熊野寮にはガサ入れ(警察による家宅捜索)がやってくることがあります。
このガサは不当な理由で・不当な方法で行われています。

警察によるガサ入れが行われる理由として警察が提示するのは例えばこんなものでした。

「熊野寮生が千葉県で公務執行妨害で現行犯逮捕されたから」

「熊野寮によく遊びにくる人の免許証の住所と実際の住所が違ったから」

しかし、その証拠が熊野寮にあるわけありません。千葉県で公務執行妨害で現行犯逮捕された証拠が京都府の熊野寮にあるのでしょうか?免許証の住所と実際の住所が違う理由が熊野寮にあるのでしょうか?

また、写真をご覧になってもらえたら分かる通り、こんな微罪の証拠捜索のために警察は機動隊を動員し、隙があれば寮の内部にまで入り込んで占拠します。ガサ入れによって私たち寮生の生活空間は侵害されます。(なぜかマスコミがすぐに来て私たちの顔も隠さずに報道することもあります。)

熊野寮とイベント

熊野寮ではCLUB KUMANOやくまのまつり、熊野寮祭などたくさんのイベントがあります。
日常と非日常が混在しているのも熊野寮の魅力です。

熊野寮ではさまざまな目的でさまざまなイベントが行われます。国際交流を目的としたCLUB KUMANO、地域連帯を目的としたくまのまつり、学生文化の結集を目的とした熊野文芸市場とサークル合同新歓そして写真は一枚もありませんが熊野寮祭(熊野寮祭は例年楽しすぎて誰も写真を撮らないため写真が見つかりませんでした)。

これらのイベントは全て寮生を中心として企画・運営されています。こういったイベントができるのは、熊野寮が学生が運営する自治寮だからです。自治寮ならではの自由さはこのようにイベントという形でも発露しています。