基本情報
日時:2024年9月20日22時から
場所:京大熊野寮地下
概要:京大熊野寮のCLUB KUMANO,京大吉田寮のClub Yoshida,東北大日就寮のCLUB NISSHUによる合同パーティー
参加方法:完全予約制。先着順のGoogleフォームからか、京都学生狂奏祭本部にて。
DJs:
ステートメント:
CLUB自治寮開催に寄せて
私たちは踊る。
私たちが踊る自治寮を、あなたにも知って欲しい。そこには他の可能性があるかもしれないと気づいてほしい。離れた場所で暮らし・踊る私たちが集まれば新しい何かを生み出せるかもしれない。そういった可能性が自治寮にはあって、そういった可能性をここでは試せることをあなたにも知ってほしい。
私たちが踊る自治寮を私たちのためだけの場所にしてはいけないと思っている。学内/学外の社会にもっと開かれた場所にしてこそ、この場所が自治寮である真価が発揮できると思っているし、そうすべきだと思っている。それはこの自治寮がこの自治寮であるためにも、自治寮を守っていくためにも必要だと思っている。
私たちが踊る自治寮で、道ですれ違うように人と出会って空き地でふざけるように遊びたい。私たちは集まるために集まることができる。交流することそれ自体に価値がある。そのことをもう一度思い出したい。そして、走るのに疲れて立ち止まるように、私たちはたまに踊らない。
そう、私たちはたまに踊らない。飲み物を飲んだり、食べ物を食べたり、ただ話したり、本を読んだり。私たちは誰かに踊らされているわけではなく、踊りたくなって踊っていたのだと気づく。私たちが踊るか踊らないか/どう踊るかは私たちが決めることであった。
私たちが踊っていれば、そこにいるみんなが溶け合って、それでいて一人一人になれることを知っている。それはそこに音楽があるからで、その場所でその時間でしか共有できない。それはそこに私という人間がいるからで、私にしかできない踊りがある。
私たちが踊る音楽は、私たち一人一人が何を持っているかを問わない。現に、何も持っていない私たちは場所と人があるというただそれだけで今まで踊ってきた。
私たちが踊る音楽は、私たち一人一人が誰であるかを問わない。それは、より多くの人に開こうとする自治寮と少し似ている。
私たちは踊る。それは、この自治寮を開きたいからだし、この自治寮で交流できるからだし、この自治寮を知ってもらえるからだし、そもそもこの自治寮があるからだ。そして何より、私たちが開くこのCLUB自治寮であなたが踊っているからだ。
CLUB KUMANO Club Yoshida CLUB NISSHU
CLUB KUMANOについて
CLUB KUMANOは2019年から始まった寮で暮らす留学生などの交流を目的とした京都大学熊野寮の国際交流パーティーです。
毎回、200人前後の国籍問わない人々が毎回来場しています。地下で開催という特色もありテクノを中心としたジャンルのパーティーを開催しています。
CLUB KUMANOをきっかけとして入寮する人が開催以後毎年いるほど寮の広報として機能しています。寮のことを知らない人でもCLUB KUMANOを通じて寮に興味を持ってもらい、入寮して自治を共にしてくれる仲間もたくさんできています。
また、不当な学生処分へのチャリティーパーティーという側面もあり、集めたカンパで不当処分により停学となっている人の学費(停学処分中も学費を払わなければいけません!)を一部賄っています。
Club Yoshidaについて
Club Yoshidaは在寮期限粉砕と学内外への自治空間の開放の理念のもと、”京大テクノ部”復活宣言とともに2018年に吉田寮食堂イベントとして結成しました。 POPS、HOUSEからEDMまで幅広いジャンルで傑出したパフォーマンスを披露しゲストを熱狂させ、左京区のミュージックシーンを前線に押し上げてきました。
DJのパフォーマンスだけでなく、場内デコレーションや寮生や近隣の飲食店と連携したフード及ドリンクの提供にも力を入れており、場に関わる人全員が主体的に関与するユニークな空間設計が特色です。
当イベントの実施の継続により、留学生を中心に学内での寮の認知度が高まりました。
また、コロナ禍以降希薄化する交流を提供する場として機能することで、対話を通した学習の場の提供という、 大学が果たしきれていない社会的役割を果たしている。
CLUB NISSHUについて
自治活動のアウトリーチや地域・学内交流の醸成のため2022年12月に成立。仙台のクラブシーンにて名を馳せるO-Ken(東北大学オーディオ研究部)とタッグを組み、初回開催以来急成長を続ける。
前回開催となる第4回クラブ日就ではCLUB KUMANOからもDJを迎え、約50人の動員を達成。観客は仙台内外から集まり、地元メディアに取り上げられるなどクラブシーンへの影響力を日に日に増している。